自律神経失調症とは

たくさんのサプリ

自律神経失調症は病名ではなく、自律神経の障害が引き起こす様々な症状の総称です。 その症状は患者さんにより異なり、不眠の他、疲労、だるさ、頭痛、めまい、のぼせ、ほてり、便秘、下痢などの身体的な症状、情緒不安定やうつ状態などの精神的な症状など多岐にわたります。 また原因によっても、自律神経失調症の治療法は全く違ってきます。 例えば、原因が過度のストレスならば、必要に応じて抗不安剤や抗うつ剤が処方されることもありますが、内耳の異常ならば、それぞれの内耳の疾患に即した治療が必要です。 ホルモンバランスの乱れが原因ならば、ホルモン補充療法が施されることもありますし、不規則な生活習慣によるものと思われれば、生活指導や行動療法が行われることもあります。

ヒトの身体には、体内の状態を一定の範囲に保とうとするはたらきがあります。 このはたらきによっても、人の健康は維持されています。 自律神経には交感神経と副交感神経と呼ばれるものがあり、このバランスによっても体内環境は安定性を持ちます。 例えば、血糖値が上昇したときにはたらくホルモンは、間脳の視床下部からの指令で交感神経も関わり分泌されますが、逆に血糖値が下降したときは、副交感神経も関わり別のホルモンが分泌されて、血糖を一定の範囲に収めようとするのです。 ところが、前述のように様々なことを原因として、このバランスが乱れることがあります。 そうして引き起こされた不快な症状の数々が自律神経失調症なのです。 自律神経失調症を専門とする科、というものはないのがやっかいですが、例えば精神科、心療内科、耳鼻咽喉科、婦人科などのうちどこがふさわしいのか、自身で感じる症状に従い判断して、訪ねる以外今のところはなさそうです。